楽天証券ユーザー必見|新NISAに備えてSBI証券に乗り換えよう

皆様お世話になっております。ちーです。

楽天証券をメインに投資をしている方に是非知ってほしいことがあります。それは「2024年までにSBI証券に乗り換えるよう」ということです。

今まで証券口座の使い方はそれぞれの良いところを使うでしたが、これからは新NISAの証券会社で全部買っていく流れになります。

資産を増やしたくて投資を始めたのに楽天証券を使い続けていては資産は一向に増えません。

そのことに気づき、筆者は先月SBI証券口座を開設しました。

【この記事で分かること】

・新NISAが何か分かる

・なぜ楽天証券からSBI証券に乗り換えるべきか分かる

・(初心者向け)SBI証券口座の開設方法が分かる


順番に解説していきます。

新NISAとは

新NISAとは2024年からスタートする、新たなNISA制度のことです。現在は一般NISA ・つみたてNISA ・ジュニアNISAの3つが施行されており、これらは「旧NISA」と呼ばれています。新NISAでは旧NISAの内容が抜本拡充されており、ネットで話題になっています。

なぜ抜本拡充されたかというと、旧NISA制度を開始した2019年頃は投資がまだ一般に普及していなかったため、制度の内容がある程度限定的になっていました。現在はつみたてNISAなどを通じて多くの人が投資をするようになったため、新NISA制度導入を打ち出したと考えられます。

主な変更内容

新NISA制度の抜本拡充の目玉は、次の4つです。

  • 制度の恒久化
  • 非課税保有期間の無限化
  • 生涯非課税限度額の設定
  • 年間投資上限額の引き上げ

旧NISA(一般NISA、つみたてNISA)と新NISAで比較しながら説明します。

制度の恒久化

制度の期限は一般NISAが2023年まで、つみたてNISAが2024年までとなっています。

元々一般NISAのみ2024年から新たな制度に移行する予定でした。しかし、改定が分かりにくい理由から新NISAが指定され、制度が恒久化されることになりました。

非課税保有期間の無限化

非課税保有期間は一般NISAが5年間、つみたてNISAが20年間になっています。新NISAでは無限(=無期限)になります。

一般的に非課税保有期間が終わる前に次の非課税投資枠に移す(ロールオーバーする)必要がありますが、ロールオーバーをし忘れることがなくなるため、さらに長期投資しやすくなりました。

生涯非課税限度額の設定

一般NISAが600万円、つみたてNISAが800万円です。新NISAでは1800万円まで非課税で投資が可能です。

年間投資上限額の引き上げ

年間投資上限額は一般NISAが120万円、つみたてNISAが40万円でした。新NISAでは360万円まで拡大します。

ただし投資枠の内訳が決まっています。一般投資枠が年間240万円、つみたて投資枠が年間120万円です。

SBI証券と楽天証券の比較

押さえておきたいポイントは6つあります。

SBI証券楽天証券
口座開設数910万口座800万口座
投資信託 取扱商品数2,676本2,672本
無料クレジットカード還元率0.5%0.2%
ポイント投資Tポイント、Pontaポイント、
dポイント、Vポイント
楽天ポイント
アプリの使いやすさ×(別々のアプリで管理)○(同一のアプリで管理)  
昨年営業利益+3,120億円(黒字利益)-1,950億円(赤字利益)

アプリの使いやすさ以外ではSBI証券の方が優れていることがお分かりいただけますでしょうか。

クレジットカード還元率は長い目で見たら大きな差になるし、黒字利益は会社が安定している証拠でもあるので安心して投資することができます。

補足:NISA以外はどうなの?

SBI証券楽天証券
外国株式 取扱数9か国      6か国      
日本株の最小買付株数1株~100株~
日本株の売買手数料 ←New!!0円(2023年9月末までに)55円~

SBI証券は投資信託のみならず、国内株式・外国株式も買いやすく始めやすいです。

楽天証券ユーザーはSBI証券に乗り換えよう

2024年からは新NISAの証券会社で全ての投資を買っていく流れに変わります。

なぜなら、NISAが強い会社にお金が集まる仕組みになるからです。NISAで選ばれない会社は「使われず淘汰」されていき、選ばれる会社は「ますます強くなる」可能性が高いからです。

新NISAは今開いている証券会社で自動的に開く

楽天証券からSBI証券に引っ越しを検討している人は、2024年の新NISAから始めることで、スムーズに取引が行えます。なので今から口座を開設しておいて引っ越しの準備をしておきましょう。

SBI証券の口座開設方法

大きな流れで4ステップあります。順番に見ていきましょう。

口座開設の申し込み

口座開設の申し込みの時に注意すべき点は3つあります。

  • 特定口座は「開設する」(確定申告が不要になり楽になるから)
  • つみたてNISA口座は乗り換える時は「申し込まない」
  • 住信SBIネット銀行は持っていなかったら「申し込む」(新生銀行は特にいらない)

本人確認書類の提出

上記の手続きが終わったらすぐに本人確認書類の提出に入ります。手元にマイナンバーカードがあれば十分なので、用意しておきましょう。

完了通知を受取る

本人確認書類まで提出して1週間ほど経ったら登録したメールアドレスに通知が届きます。

初期設定

初期設定では職場情報や取引状況を入力します。ありのままの情報を入力すれば問題ありません。

※株取引プランは基本的に「アクティブプラン」を選んでおくのをお勧めします。


まとめ

いかかでしょうか。

今は準備までしかできないですが、また本格的に乗り換える時期が来た時にはまたご説明したいと思います。

【本記事のまとめ】

  • 新NISAは2024年から始まる新たな制度
  • 旧NISA制度を抜本拡充しており、新NISAをどこで作るかが重要になってくる
  • SBI証券が楽天証券より総合力が高く、この差はますます広がっていく
  • まずはSBI証券口座を開設しておこう


少しでも何かのご参考になってくれたら幸いです。

SBI証券口座開設したよって方いましたら、ぜひTwitterかコメント欄で教えてください。

以上!ちーでした。


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